スタジオ機材の使い方,その1
ども。
にっちんです。
今回は、簡単な機材の使い方の案内をさせていただこうと思います。
出来るだけ簡潔に書きますが、それでも多少長くなりますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。
まず、機材の使い方を知っていると得をします。
一つは故障の可能性が減ること。
練習中に壊れてしまうと、スタッフに診てもらったり、交換してもらったりと、大切な練習時間を省かれてしまいますからもったいないですよね?
アンプ等の機材は、みんなが正しい使い方をしていれば、実はそうそう壊れないんですよ?
実際、レコーディングだけで使ってるような機材は滅多に壊れることはありません。
それはエンジニアが正しい使い方を知っているからなんです。
レコーディングで、毎日何十時間も連続で同じ機材を使い続けることも珍しくないんで、「スタジオの機材は長時間使い続けてるから壊れやすい!」という概念はあてはまらなくなります。
前置きはこのくらいにして、順を追って説明していきましょう。
1,ギターアンプ
ギターアンプには大きく分けて2種類のアンプがあります。
めちゃくちゃ分かりやすく言うと、電源スイッチが1個(JC-120)のと2個スイッチ(Marshall等)の物です。
電源スイッチが1個の物は当然それを押し込めばOKですけど、2個の物はちょっと手順を踏む必要があります。
手順,1 全てのツマミが0になっていることを確認する
手順,2 『Power』をONにする
手順,3 約5分間、何もしない(重要!)
手順,4 『STAND BY』をONにする
『手順,2』の『何もしない』ってのが大切でなんです!理由を詳しく語ると長くなりますが、この電源が2個あるタイプの物は真空管アンプと呼ばれる物で、『Power』をONにすると、この真空管に電気が通り、暖め始めます。
暖めずに『STAND BY』をONにしてしまうと、真空管が壊れてしまいますので、上記の手順を守って、正しく使いましょう!
次はOFFにする時です。
OFFにするときは、上記の手順,2〜4を逆にすればOKです。
ツマミを全て0にして、『STAND BY』をOFFにする。
5分待つ。
『Power』をOFFにする。
ちょっとじれったいけど、我慢することがポイントです!!!
機種によって、『Power』と『STAND BY』がアンプの裏にある物もあるので、よく確認して電源スイッチを入れましょう!
2,ベースアンプ
ベースアンプもギターアンプとほとんど同じです。
むしろ、電源スイッチが分かれている物の方が少ないです。
ラグで電源スイッチが分かれているアンプはTrace Elliotと呼ばれる、緑色のアンプだけです。
Traceは電源が裏面にあり、『STAND BY』が表面にあります。
ギターアンプの例に沿って、電源のON、OFFをすればOK!
3,ドラム
ドラムは「ねじをしっかり締める」の一言につきるんですが、それじゃ芸がないので、チューニング等のポイントを少し書いておきます。
僕が受付に立っていて、よくあるのがドラムヘッドのチューニングが異様に緩くなっていることです。
ドラマーに聞いてみると、「響かないようにするため」らしいのです。
が、これはドラムの設計&性質に相反することなんです。
つまり、ドラムは「よく響くように作られている」ということです。
残響音が気になる方に薦めたいのが、チューニングを緩めるのではなく、ガムテープを貼る(ミュートする)ことです。
この方法は、プロミュージシャンたちもよく使っている手法です。
これでだいぶ響き方が変わってきますので、受付に言って、ガムテープを借りていろいろ試してみるのがいいかと思います。
シンバルについても同様です。
たまに上の止める金具(ウイングナット)を思いっきりきつくしめて、シンバルが揺れないようにしているのを見かけますが、これも矛盾してます。
シンバルは特に揺れるように設計されています。
ガムテープを使うこともあまり薦めたくないような物です。
シンバルの最大の魅力である、「響き」がなくなっちゃいますからね。
これらから残響音が気になる人が多いのが分かるのですが、上手い人は残響音を叩き方で調節しています。
どうにもならない音をガムテープを使って調節しています。
上手くなるためには、チューニングをいじったり、力技でセッティングをいじるのではなく、『叩き方』を追求するのがポイントですね。
もちろん、無理なセッティングをすると故障の原因にもなりますしね。
もう一つ!
チューニングに関して一言アドバイス。
よく見かけるのが、ヘッドの一部が波打っているんです。
ドラムのイスに座って、手前側がよくそうなっているんですが、これは手前のボルトばっかりを緩めているからです。
これはいただけません!!!
ドラムヘッドのチューニングのポイントは、「どこを叩いても同じ音が鳴る」のが理想です。手前ばっかりを緩めてしまうと、叩くポイントによって音が変わってしまいます。
そして、フロアタムは元々緩めにボルトを締めているので、一部を集中して緩めると、完全に外れてしまい、叩くと「カタカタカタ」とボルトが当たっている音が混じってしまいます。
チューニングを下げたいのであれば、全体のボルトをまんべんなく、ちょっとずつ緩めましょう。
また、ヘッドの裏もチューニングのポイントで、こっちを調節することで、残響音を調節することが出来ます。(あんまり緩めすぎないように注意!)
ドラマー初心者は、よく機材を無理矢理いじって音を変えようとする傾向がありますが、上手くなる為には、叩き方を追求するのがいいでしょう。
もちろん、「しっかりチューニングされている状態で」というのが前提になりますけどね。
あとはミキサーなんですが、一回にこれ以上書いても読むのが面倒になりそうなんで、また次回。
お楽しみに!
ジャン、ケン、ポン!
ウフフフフフ♪


