西下のメンテナンスブログ
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2010年8月25日(水曜日)

スタジオ機材の使い方,その1

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 02時11分03秒

ども。
にっちんです。

今回は、簡単な機材の使い方の案内をさせていただこうと思います。
出来るだけ簡潔に書きますが、それでも多少長くなりますので、最後まで読んでいただけたら幸いです。

まず、機材の使い方を知っていると得をします。

一つは故障の可能性が減ること。
練習中に壊れてしまうと、スタッフに診てもらったり、交換してもらったりと、大切な練習時間を省かれてしまいますからもったいないですよね?

アンプ等の機材は、みんなが正しい使い方をしていれば、実はそうそう壊れないんですよ?
実際、レコーディングだけで使ってるような機材は滅多に壊れることはありません。
それはエンジニアが正しい使い方を知っているからなんです。

レコーディングで、毎日何十時間も連続で同じ機材を使い続けることも珍しくないんで、「スタジオの機材は長時間使い続けてるから壊れやすい!」という概念はあてはまらなくなります。

前置きはこのくらいにして、順を追って説明していきましょう。

1,ギターアンプ

ギターアンプには大きく分けて2種類のアンプがあります。
めちゃくちゃ分かりやすく言うと、電源スイッチが1個(JC-120)のと2個スイッチ(Marshall等)の物です。
電源スイッチが1個の物は当然それを押し込めばOKですけど、2個の物はちょっと手順を踏む必要があります。

手順,1 全てのツマミが0になっていることを確認する
手順,2 『Power』をONにする
手順,3 約5分間、何もしない(重要!)
手順,4 『STAND BY』をONにする

『手順,2』の『何もしない』ってのが大切でなんです!理由を詳しく語ると長くなりますが、この電源が2個あるタイプの物は真空管アンプと呼ばれる物で、『Power』をONにすると、この真空管に電気が通り、暖め始めます。
暖めずに『STAND BY』をONにしてしまうと、真空管が壊れてしまいますので、上記の手順を守って、正しく使いましょう!

次はOFFにする時です。
OFFにするときは、上記の手順,2〜4を逆にすればOKです。
ツマミを全て0にして、『STAND BY』をOFFにする。
5分待つ。
『Power』をOFFにする。

ちょっとじれったいけど、我慢することがポイントです!!!
機種によって、『Power』と『STAND BY』がアンプの裏にある物もあるので、よく確認して電源スイッチを入れましょう!

2,ベースアンプ

ベースアンプもギターアンプとほとんど同じです。
むしろ、電源スイッチが分かれている物の方が少ないです。
ラグで電源スイッチが分かれているアンプはTrace Elliotと呼ばれる、緑色のアンプだけです。

Traceは電源が裏面にあり、『STAND BY』が表面にあります。

ギターアンプの例に沿って、電源のON、OFFをすればOK!

3,ドラム

ドラムは「ねじをしっかり締める」の一言につきるんですが、それじゃ芸がないので、チューニング等のポイントを少し書いておきます。

僕が受付に立っていて、よくあるのがドラムヘッドのチューニングが異様に緩くなっていることです。
ドラマーに聞いてみると、「響かないようにするため」らしいのです。
が、これはドラムの設計&性質に相反することなんです。
つまり、ドラムは「よく響くように作られている」ということです。

残響音が気になる方に薦めたいのが、チューニングを緩めるのではなく、ガムテープを貼る(ミュートする)ことです。
この方法は、プロミュージシャンたちもよく使っている手法です。
これでだいぶ響き方が変わってきますので、受付に言って、ガムテープを借りていろいろ試してみるのがいいかと思います。

シンバルについても同様です。
たまに上の止める金具(ウイングナット)を思いっきりきつくしめて、シンバルが揺れないようにしているのを見かけますが、これも矛盾してます。
シンバルは特に揺れるように設計されています。
ガムテープを使うこともあまり薦めたくないような物です。
シンバルの最大の魅力である、「響き」がなくなっちゃいますからね。

これらから残響音が気になる人が多いのが分かるのですが、上手い人は残響音を叩き方で調節しています。
どうにもならない音をガムテープを使って調節しています。
上手くなるためには、チューニングをいじったり、力技でセッティングをいじるのではなく、『叩き方』を追求するのがポイントですね。
もちろん、無理なセッティングをすると故障の原因にもなりますしね。

もう一つ!
チューニングに関して一言アドバイス。
よく見かけるのが、ヘッドの一部が波打っているんです。
ドラムのイスに座って、手前側がよくそうなっているんですが、これは手前のボルトばっかりを緩めているからです。

これはいただけません!!!

ドラムヘッドのチューニングのポイントは、「どこを叩いても同じ音が鳴る」のが理想です。手前ばっかりを緩めてしまうと、叩くポイントによって音が変わってしまいます。
そして、フロアタムは元々緩めにボルトを締めているので、一部を集中して緩めると、完全に外れてしまい、叩くと「カタカタカタ」とボルトが当たっている音が混じってしまいます。
チューニングを下げたいのであれば、全体のボルトをまんべんなく、ちょっとずつ緩めましょう。
また、ヘッドの裏もチューニングのポイントで、こっちを調節することで、残響音を調節することが出来ます。(あんまり緩めすぎないように注意!)

ドラマー初心者は、よく機材を無理矢理いじって音を変えようとする傾向がありますが、上手くなる為には、叩き方を追求するのがいいでしょう。
もちろん、「しっかりチューニングされている状態で」というのが前提になりますけどね。

あとはミキサーなんですが、一回にこれ以上書いても読むのが面倒になりそうなんで、また次回。

お楽しみに!

ジャン、ケン、ポン!

ウフフフフフ♪


2010年8月22日(日曜日)

こっちでゴタゴタ、あっちでゴタゴタ

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 14時15分50秒

ども。

昨日、西院店で焼きそば焼いてました、にっちんです。

食べていただいた方からは、なかなか評判よかったですよ。

最初はちょっと手間取ってしまって、上手く焼けなかったんですが…。
屋外で焼くのもあまり経験なかったんで、個人的には70点ってとこですが、おいしいと言っていただいた皆様、どうもありがとうございます。

って、それは本職じゃねぇよ!

と、自分で突っ込み入れておきますが、そんな日も他の店舗は通常に営業しており、我がホームタウンである、北白川で機材トラブルが…。

焼きそばの後片付けを終わらせて、北白川へ直行!

そして、ドラムパーツを即修理!

…3分で直っちゃいました。

カップラーメンかい!?

まだ経験不足のスタッフたちでご迷惑おかけしますが、暖かく見守っていただけると幸いです。
みんな優しくて、いいスタッフたちなんでいじめないでね。

で、それが終わって一息と思ったら、今度は1stのMarshall 2000から異音が…と。

今度は真空管交換&ハンダ付け直しで修理完了。

炎天下の焼きそばが一番堪えた…。


2010年7月13日(火曜日)

こんなこともやってますよ。

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 04時12分45秒

最近のラグは、何か違う…?

…シェケナベイベーが開催され、毎月のようにバタバタ…。

西院店が出来るということで、あっちにこっちにスタッフがうろうろ…。

今年はスタジオ15周年で、最近更新した方は新しい会員証に変身…。

…etc

そんな中、相変わらずなにっちんが一人。
元々、現在の3店舗をうろうろしていた私は、そんな変わったことはしていません。
でも、何もしていない訳でもなく、スタッフのザワシやセッキーの協力のもと、実はこんな物を作っちゃいました。

試作品なんで、まだまだ改良の余地が要るんですが、これはエフェクターです。

まだ装飾は何にもしてないんで、随分とシンプルな物ですがちゃんと音は鳴りますよ。
あ、種類としては『FUZZ』に分類されます。
ちょっとでも使ったことのある人なら知ってると思いますが、ガツンと歪むエフェクターですね。
とはいえ、こいつに限ってはそこまで下品ではなく、FUZZとしては『良い子』に分類されるかな。
歪みと言えば、ブルースドライバーやディストーション、オーバードライブなんかが有名ですが、このFUZZは中音域がちょっとモコって感じになって、全体的にものすごいパワーと同時に歪みを感じられる一品です。

「力強く歪ませたい!!!」

なんて人には向いてるかも…?

まだ製品ではないんで、これが実際に販売されるようになるのはもう少し待って欲しいのですが、試奏は北白川で出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

また、皆さんの意見も募集しています。

今使っているエフェクターの、

「ここがもうちょっと○○だったら…。」

とか、

「このエフェクター。こんな風に出来ないのか…?」

といった、悩み相談を是非ともスタッフたちにぶつけて下さい。
「こんなエフェクターが欲しかったんだ!」
ってのを作るよう、努力して参ります。

大きなイベントやプロジェクトが動いている中、こっそりやってますよってことです。

にっちんでした。


2010年6月19日(土曜日)

ドラムのメンテナンス

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 19時18分59秒

近頃、スタッフが定期的に行っているドラムメンテをご存知ですか?

壊れている部分が無いか確認し、汚れを洗浄しています。
また、チューニングも頻繁に行い、ベストコンディションを保つようにしています。

そのかいあってか、ドラムの故障が減ってきてます。
さらにお客様からも『最近、ドラムの状態いいね〜』なんて言ってもらってます。

ほんと、その一言を頂けるだけでテンション上がっちゃいます!

ドラマーであっても知らないくらいのことをやってますので、ちょっと知っておきたいなってドラマーさんは、店頭スタッフにお気軽に訪ねて下さいね。
スネアを持っているドラマーさんはたくさんいてると思いますが、メンテナンス方法を知っていると、自分の機材もいい状態に出来ますよ。

特別な道具や洗剤は要りません。
ビックリする程簡単に出来ちゃいますよ〜!


2010年1月9日(土曜日)

日はまた昇る…されど

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 19時48分56秒

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

寝正月を過ごしたにっちんです。

やったことといえば、姪と遊んだくらいです。
兄とも(多分)1年ぶりに会いましたが、
特に挨拶をする事もなく、
もちろん会話をする事もなく、
顔をチラッと見ただけで去って行きました。

男兄弟ってこんなもんですよね?
別に仲が悪いわけではない(僕はそう思ってます)んですが、
世間一般の皆さんはどうなんでしょう?

学生時代よりも年末年始をあまり意識しなくなってきましたが、
これは年をとったからなのか???(注:僕はそんなに年配者じゃありません。むしろ若い部類です!)
年が変わる節目とはいえ、
同じように一日が繰り返されるだけですよね。
なんか、世間が騒ぎすぎな気が…。
人ごみが極端に嫌いだからかな…?

とはいえ、地球や太陽が毎日同じ動きをしようとも、
一人間としては、毎日進化していかないと!
歩みを止めると、あとは後ろに戻って行くしかないですしね。

今回はメンテナンスとは無縁な、個人的新年ブログにしました。
今年もメンテしますよ〜!


2009年12月30日(水曜日)

一年間

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 22時21分50秒

あっと言う間に年末ですね。

良かった事や、悪かった事。
いろいろありましたけど、楽しく過ごせた気がします。

このメンテナンスブログが出来たのが結構最近で、この一年間の様子はほとんど見えないですけどね。

一年の締めくくりといいますか、前回のブログでも少し触れてますが、スタジオとミーティングスペースのワックスを実施しました。
正直、ちょっと時間を立ててから見ると、あんまり変わった気がしないんですが、やり終わった時には見違えるほどに綺麗になってますよ。
予測ですけど、比較対象がないと分かりにくいのかもしれませんね。

ほんと、縁の下の力持ちです。

新しく迎える2010年。
今以上にクオリティーの高いスタジオを目指します。
至らないところは遠慮せずにズバズバ言って下さい!

来年もよろしくお願いします!

PS:ほんとは今日で仕事納めの予定でしたが、もう少しだけ仕事をすることにしました…。
今日は部下を連れて飲みに行ってきま〜す!


2009年12月22日(火曜日)

伏見店のJC-120

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 01時59分45秒

大分間隔が空いちゃいましたが、その間、いろいろやってたんですよ。
主に行っていたのがRoland JC-120のメンテナンスです!
通称、「JC(ジェイ シー)」やら「ジャズコ」と呼ばれ、今やどこのスタジオに行っても、一台は必ずと言っていい程常備されている、オーソドックスなギターアンプの一つです。
特徴の一つが、凄く素直な音が出てくれる事ですかね。
ハイエンドのシールドを直繋ぎしたり、ギターを変えてみたりしたとき、最も違いが分かり易いです。
変な混じりっ気もなくて、好んで使われる人も大変多い機種。(個人的見解ですので、突っ込みはご遠慮ください)

10月、11月に全スタジオ(河原町店、伏見店、北白川店)のJC-120を診てまわりました。
受付前とかでやっていたんで、その間に来店された方は、チラッと見てたでしょ?
ツマミの洗浄や電源ケーブルを拭き、パネルを開いて掃除、インプットジャックの破損の修理、各ツマミを基盤から外して一個一個慎重にクリーニング。中には修理出さざるを得ない物も数台出てきましたが、学祭シーズンを元気に乗り切ってくれました。

最近、点検するとちょいちょい不具合が発生している物を発見。
やっぱり、この学祭シーズンのハードな使用によって、へこたれた方達がおられたようです。
JCに限らず、いろいろと修理に走り回っております。

そうそう。
その中で、伏見店のDstのJCはかなりいい音が鳴るようになりました。
目下、全てのJCが同様のレベルに成るように努力しております。

え?
何をしたかって?
それは教えられないな〜。

あ。
それと今、スタジオ内のワックスも実施中です。
「綺麗になりましたね。」って言って下さい。
スタッフ一同、お客様の喜びが我々の喜びです!(←ちょっとかっこつけ過ぎ?)


2009年10月31日(土曜日)

開設!

カテゴリー: - nishishita_mutsumi @ 02時42分47秒

ついに開設しました。
メンテナンスブログです。

お客様&スタッフ達からの要望に応え、こんなブログを作りました!
「使っていると壊れる」これはあらゆる物の宿命ですよね。
それらを少しでも長持ちさせ、直しちゃおうよ!って内容のブログです。
「へぇ〜。そうなんや〜」程度の感覚で読んで下さい。
正直、分からないことってのも多数あるんで、あんまり突っ込んだ質問、批判等は勘弁して下さい。

さて、第一回ということで、比較的簡単&身近の物にスポットを当ててみました。
ギタリスト、ベーシスト達の演奏で、切っても切れない(切れたら困る)機材の「シールド」に注目!
使わないこともありますし、他の楽器でも使いますけど、その辺は目をつぶって下さい。

このシールドの故障ってのは、ほぼ100%断線です。
この修理は簡単。
切れたのなら、繋ぎ直せばいいんです。
今回もスタジオで貸し出ししているシールドが断線したんで、修理してみました。

まず、断線している場所の特定。
大抵、ジャックとケーブルの繋がってるところが断線しているんで、そこをハンダで外し、ケーブルをちょっと切っちゃいます。
で、カッターなんかで中の導線を切らないように、外の絶縁体を切って導線を出します。
それをもう一度、元のように繋ぎ合わせれば終わり。
これだけ。
簡単でしょ?

シールドの種類によって、中心の導線が2本だったり、4本だったりはしますけど、基本は一緒です。
実際に自分でやろうとすると、ハンダだったり道具が必要なんで、なかなか出来ないでしょうけど、仕組みはこんなに単純なものです。
もっとも、ハイエンドケーブル(MONSTERやBELDEN等)は特殊な加工がされているので、それなりの違いはありますけどね。

スタジオに来た時に、西下がいれば壊れたシールドくらいなら30分もかからず直しますんで、気軽に言って下さい。
けど、あんまり一杯はやめてね。

つーことで、一回目はこんなもんです。
参考になったかな?


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